天理教の神様
神名を、天理王命様と申し上げます。
この世界と人間をお創りくだされた神様です。
「天の筋道をもって、統べ治める神」という意味になります。
人間を創造し育てられた親なる神様であるところから、「親神様」と呼んで敬い親しんでいます。
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天理教の教祖
お名前を、中山みき様と申しあげます。
教祖と書いておやさまと読み、お慕いしております。
親神様の存在、またその思召を、私たち人間にお伝え下されました。
それだけではなく、自ら身をもって、世界中の悩み苦しむ人々をたすける(=たすけ一条)先達として、そのお手本を私たちにお示しになられました。
明治20年(1887年)1月26日に、お姿をおかくしになられてからは、お姿を拝することはできませんが、これまでと同様、お屋敷(天理市三島町)にお住まいになり、世界をたすけるためにお働きくだされています。
ご生誕地は、奈良県天理市三昧田町にあり、今も現存しています(天理教三昧田分教会)
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漫画版は、子供達にもわかりやすいように描かれています。
天理教がはじまった日
立教。1838年10月26日。
天理教の神様が、人間にお告げを下された日。
親神・天理王命が、奈良県天理市三島町にある中山家に現れ、お告げを述べられてから3日後。
親神様は、中山みきの体に入り込み、その口から、その理由を述べられました。
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天理教の教え
私たち人間の身体は、親神様からの借りものと教えられています。
ですので、天理教の信仰者は、借りものである身体を、親神様の思いに適うように使うこと第一に考えながら暮らしています。
日々、体を借りていることに感謝をし、親神様が一番お喜びになられる人だすけをすることでそのお礼をしています。
天理教の目的
人々の心が澄み切って、親神の思い通りに「ようきづとめ」を勤めるとき、かんろだいに、天から甘露が授けられます。
これを頂くと、人間はみな、病気にならず、死なず、弱らずに、115歳の定命を保ち、この世は陽気ぐらしの世界になると教えられています。
その陽気ぐらしを目指して、私たち天理教の信者は日々、困っている人をたすける活動をしています。
天理教の聖地
天理教の聖地である天理教教会本部は、奈良県天理市三島町に存在し、私たちは、その周辺をおぢばと呼んでいます。
天理教の神殿は、世界中から帰ってくる人々の為に、門戸が24時間開放されていて、いつでも、どなたでも参拝をすることができます。
神殿の中心には、その証拠としてかんろだいという木造の柱が据えられおり、礼拝の目標となっています。
天理教のボランティア活動
天理教で最も有名な教語の1つに【ひのきしん】があります。
奉仕活動であるボランティアと、見た目は同じに見えるので、よく間違えられますが、根本が違いますので、ここで簡単に説明しておきます。
親神様のご守護に感謝し、誰かに頼まれたから行動するのではなく、自発的に動く行為がひのきしんです。
寄進とは、「社寺などに金銭・物品を寄付すること」(広辞苑)を意味しますが、天理教では、身体をもって親神様に感謝する行いを、日々のきしん、すなわちひのきしんと呼んでいます。
漢字に当てはめると「日の寄進」となりますが、「日を寄進する」という解釈もあります。つまり、1日の働きをお供えすることもひのきしんに当てはまります。
天理教の原典
天理教には、3つの原典が存在します。
親神様じきじきの啓示の書である、おふでさき、みかぐらうた、おさしづを、三原典といい、天理教の教義はこれらに基づきます。
おふでさきについての書籍はこちら
その他にも、原典に基づき、制作された天理教教典などが存在します。
天理教の出版物は、ECサイト最大手のAmazon以外にも、天理教広報部門である天理教道友社のウェブストアでも販売されています。